第3波の緊急事態宣言延長が3月21日に解除された。よーし、歩こう。今年の初歩きはチバニアンだ。
これほどの歴史的快挙はあるまい。千葉人は必見だ。千葉の名前が地球史に刻まれたこの地を自ら歩いて、見て、感じる。なんと素晴らしいことか。
08:41五井駅に着いた。改札口を出て、小湊鉄道駅は右か左かと上を見て探すが方向案内は見当たらない。
振り返って改札口をみると、案内版が置いてあった。なんと3・4番線が小湊鉄道ホームだった。
へぇーこういうのもありなんだ。


五井駅3・4番線

実は初めての乗車だ。ホーム手前に切符売り場があった。一日フリー乗車券を買って、ホームに出た。
2両編成で、1両目はホームにあって2両目が後ろから入ってきた。そして連結した。乗客が連結の様子を見入っていた。車両は古く一部に錆があり、長く活躍しているのだろう。
私はホームに設置された国登録有形文化財“小湊鉄道駅舎群等”(出典:市原市ホームページ)の案内板を見入っていた。
下車してみたい駅がいっぱいだ。人気の散策コースだ。目的地である月崎駅も載っていた。
気温は19℃、4月末の暖かさ、風も無く散策日和だ。乗客は皆座って約7割程度。
車掌が“窓を開けていいですよ”と促して車内を回った。すると皆窓を開けた。
春風が通る、気持ちがいい。09:10電車が動き出した。房総半島の横断コースだ。沿線沿いには満開の桜、菜の花が途切れなく続いている。
特に各駅周辺は見事だ。ホームや駅周辺に鐡道写真家がいっぱいだ。中井さんを目指しているかも😄
小学生から高齢者まで、一眼レフと望遠レンズ、三脚をもって、ファインダーを覗いている。
鐡道写真家は撮影スポットを良く知っているようだ。車内からはスマホで撮っている。
私も車窓から桜、菜の花の美しさに見入っていると10:05月崎駅に着いた。





駅前にはストアーが1件、左側にログハウスの多機能トイレがあった。
トイレに入ると中は良くできている。
こういうのいいな!
駅を背に右方向に歩きだした。沿道には桜、菜の花、チューリップや可憐な花々が咲いている。
時折、うぐいすが鳴いている。今年初めて聞く声だ。気持ちのいい歩きだ。
踏切を超えて、養老川の境橋を渡って、さらに進むと田淵会館の看板が出ていた。そこを右にまがっていくとチバニアンビジターセンターがあった。月崎駅から約30分だ。



センター中では、見学者たちが動画による見どころやガイドによる説明を聞いていた。
私はそれを後ろからそっと聞きてから、養老川の地磁気逆転地層地点に向かった。
センター横の駐車場の奥を降りていくと沿道にはさらに花々がいっぱいだ。15分ほどで地磁気逆転地層地点に着いた。途中に説明看板がいくつも掲げてあった。




この辺は浅瀬なんだ。川幅は広いが静かでせせらぎの音だ、さわやかだ。
ここがチバニアン(地磁気逆転期地層)(出典:小湊鐡道ホームページ)か、77万4千年前にタイムスリップした。
赤矢印が逆地磁気帯、黄矢印が磁極遷移帯、緑矢印が現在の磁極帯だそうだ。
そして白矢印が77万4千年前を示す白尾火山灰層だ。
河床面はその当時の海底だそうだ。ここの化石を見ると当時の生物がわかるらしい。どんな生物が生きていたのだろうか、見てみたい?
新世代第四紀更新世中期(77万4千年前~12万9千年前)がチバニアンだ。
チバニアン、いい響きだ!!!


アニメーションで、新世代更新世から現代までを示してくれると素人にはわかりやすい。その内にできるかもな。
そう言えば、高校時代の日本史は洪積世と習った記憶がある。変わったのか。これも歴史かな。
それから月崎駅に戻った。帰りでは里山トロッコ列車に出くわした。ほぼ満席だ。
行きと同じように写真家たちはシャッターチャンスを狙っている。
この日は花々がいっぱい咲いて心もウキウキ、新型コロナウイルスを忘れさせてくれる!!!
五井駅に着いた。鋸山では上さんへの土産を買わなかった。
スマホを開いて、“市原市の和菓子屋”と検索すると“新松月”が一番に上った。
駅から海側に15分くらいだ、行ってみようと思い立った。途中大宮神社の前に出た。
そう言えば今年は初詣しなかったな。ただひたすら自粛生活に徹した。
私だけではない日本中みんなまじめだ!そこで、家族の健康祈願をした。
それからちょっと先の大通りに和菓子屋“新松月”があった。中に入ると広く感じのいい老舗の和菓子屋だ。
上さんの大好きな“いちご大福、草もち”を買った。
帰宅すると、すぐに上さんがお茶を入れてくれた。
これは美味い、美味いと喜ばれた。これで前回の帳消しだ。
今年も歩いて、見て、食べよう。コロナウイルスをかわしながら!!
早くコロナワクチン接種したい。