今日は、江戸川沿いにある国府台周辺の古墳史跡めぐりだ。
そのコースは、
国府台駅→法皇塚古墳→式正織部流の茶室→里見公園(羅漢の井→紫烟草舎→国府台城跡→夜泣き石→里見群亡の碑→市川市最高標高地点30.1m→明戸古墳)→国府台天満宮→安国寺総寧寺→回向院市川別院→じゅん菜池緑地→手児奈霊神堂→大門岡埜→市川駅→14:30 アイリンクタウン展望施設 盛り沢山だ!
08:48京成国府台駅に着いた。気温13℃、風なし、散策日和だ。
国府台駅下車は初めてだ。
ここは”上さんが詳しい”と言うのも、上さんの母校があるからだ。もっとも50年前に通ったのだから。その面影は今はないだろうが?
若い人たちが一緒に下車した。 女性が多いな!
駅前は松戸街道だ。松戸街道を北に向かって法皇塚古墳を目指した。
松戸街道沿いはマンションやビルが立ち並んでいる。もっとのどかな田舎ぽいところかと思ったが全く違った。ジージの古いイメージだな。
前方には狭い歩道を若い女性たちがおしゃべりしながら歩いている。和洋女子大の学生かな?
すると和洋女子大の門前に来た。うあーきれいなモダンな建物だ! 私の母校とは全然違うよ!
女性たちが中に入って行った。私もそーと中を見ようと階段を上がろうとしたら、警備員が出てきて睨んでいる。
やばいなー、ジージはダメだよな。当たり前田のクラッカーだよ。😁
やっぱり女子大のキャンパスはキラキラしている。中はもっとすごいだろうな。
創立125周年の旗が壁に貼ってある。そういえば家にも創立125周年記念の案内状が来ていたなー!
和洋女子大キャンパス入口、豪華だな!
和洋女子大キャンパス 正門
09:16東京医科歯科大学に来た。見ごろを迎えた見事な紅葉と黄葉が出迎えてくれた。
古墳見学の許可を得ようと受付を捜したが見当たらない。まーいいか入っちゃう。
校内はひっそりとしている。ひとっけがない。オンライン授業かな?
入口に案内板があった。それを見て真っすぐに法皇塚古墳に行った。
全容が見事に残っている前方後円墳だ。周りは草木で覆われているが、良く保持されているようだ。
案内板には「…下総西南部の地域では最大、主軸全長65m、後円部直径30m 、前方部の幅35m、高さ5.5m…
」と記載されている。また「…かっては江戸川を一望のもとに収めることのできた景勝の地であった…」と記載されている。国府台周辺は景勝の地だったのか。だからその後、下総国府になったかもな。
東京医科歯科大学入口
法皇塚古墳丘
法皇塚古墳全容
大学から里見公園前の桜並木通りに出て、09:40式正織部流の茶室に行った。里見公園入口の手前にあった。小さな木造の平屋だ。
戦国時代の武将で茶人の古田織部が創始した茶道の流派の茶室だ。庭は良く手入れされていた。
いつごろ造られたのかわからない。門下に「…本阿弥光悦がいる…」と案内板に記載されている。
里見公園入口を素通りして坂を下って、09:50羅漢の井に行った。弘法大師発見伝説のある井戸だ。カラスが水飲みにきている。
昔も来ていたのかな? さらに坂を下ると江戸川に出た。いつもは電車内から見ているが、身近に見るのは初めてだ。思った以上に広い!
里見公園に入ると直ぐに、09:55昭和の詩人北原白秋の住まい「紫烟草舎」があった。木造平屋だ。
北原白秋と言えば福岡の柳川だ。私も福岡出身だ。上さんを連れて柳川下りをしたなー!
振り返ると、公園内は艶やかな紅葉、バラが咲いていた。いい時に来た。
紫烟草舎案内板
紫烟草舎
里見公園内のバラ、紅葉とマッチしていた
一服して園内を散策した。太田道灌が築いた国府台城跡、戦国時代の悲しい物語である夜泣き石、国府台合戦の激しさを伝える里見群亡の碑、市川市最高標高地点30.1m、そして太田道灌が発見したと伝えられる明戸古墳の2基の石棺だ。明戸古墳は全長40mの前方後円墳で、法皇塚古墳同様に副葬品が多く検出されている。全容は無く、丘のみだ。
歴史深い見応えのある公園だ。
国府台城跡前の見事な紅葉
夜泣き石と里見群亡の碑
市川市最高標高地点30.1m、低いな!
明戸古墳石棺2基
公園を出ると、10:40辻切りの国府台天満宮に来た。
辻切りは毎年1月に悪霊・病気が村に入るのを防ぐための民俗行事だ。村の出入口にあたる四隅の辻にわらの大蛇で遮断することがその名の由来だそうだ。
これも歴史深い景勝の地だからな。伝統の民俗行事は廃れるずに継承してほしいものだ。
さらに10:50曹洞宗の安国寺総寧寺に来た。江戸幕府が大名格の待遇したお寺だ。里見公園も境内だった。
浄土宗を優遇したのは知っていたが、曹洞宗もそうだったのか。禅の教えだから武士が好んだのか。
そのせいかな、現在一番大きな宗派のようだ。桜門はコンクリート柱の上に建屋が乗っている。なんだこりゃ、おもしろい?
それからふれあいのみちを歩いた。
赤赤とした紅葉がまぶしい。
そこからまた松戸街道に出た。街道沿いにはお寺が多い。
その中に11:45回向院別院源光寺があった。ここは浄土宗だ。もともと浅草にあったが、関東大震災により被害を受けた後、別院的存在として国府台の地に復興された。朱色の山門を入って右手にある一言観音は、一言お願いすると願いが叶うと江戸時代から庶民の信仰を集めていた、と言われるものだ。
さらに奥に行くと竹林の中にモダンな本堂が現れた。これ本堂? びっくり、これは素敵な建物だ!
中からお経の声が高らかに聞こえてきた。本当に本堂だ。ここの住職どんな人?
さらに奥に行くと小さな馬頭観世音菩薩が現れた。諸病平癒の観音様だ。
前にはたくさんお花が供えてあった。家族の健康をお参りした。ここはちょっと興奮したな!
ゆっくりと竹林を見渡しながら山門に戻った。
回向院別院源光寺山門
一言観音
回向院別院源光寺の竹林と紅葉
モダンな回向院別院源光寺本堂
馬頭観世音菩薩
そして国府台小学校前を通って、12:20じゅん菜池緑地に来た。じゅん菜は食用の水草だ。お吸い物や酢の物の食材に使われるらしい。昔は国分沼と呼ばれたらしい。広く細長い池を眺めながら遊歩道を歩いた。ゆったりとくつろげるところだ。
ベンチで軽食を摂った。陽気良く、いい気分だ。歩き疲れを忘れる。
じゅん菜池緑地
一服して、千葉商科大学塀沿いの桜並木どおりを通って13:15手児奈霊神堂に来た。
手児奈は女性の名前だ。
安産、子育て祈願で知られている。手児奈は、万葉集の山部赤人の歌に詠まれている。
そして真間川を渡って大門通りに入り、13:35和菓子屋「大門岡埜」で上さんの土産「豆大福」を買った。
大門通りは万葉どおりだ。この地を詠んだ万葉パネルが多数設置されている。
歴史遺産が多いのがわかる。
やっとJR市川駅に着いた。駅直結の市川市/アイリンクタウン展望施設に14:00着いた。
3階からガラス張りのエレベーターに乗って、すーと45階まで上がった。エレベーター内から江戸川、和洋女子大の建物などが良く見えた。俺、高所恐怖症なんだ。ガラス張り近くには行けなんだ。
45階にある展望施設は見事だ。地上150メートルから360°の大パノラマが楽しめる絶好のビューポイントだ。
スカイツリーと富士山のツーショットを期待したが、残念ながら霞んでいて富士山は見えなかった。
しかしスカイツリーや今日歩いた国府台全体を見下ろすことが出来た。この展望施設は無料!
アイリンクタウン展望、東京を見る
アイリンクタウン展望、国府台を見る
帰宅して、上さんと豆大福を食べながら国府台や和洋キャンパスの様子を話した。
上さん懐かしそうに変わったね、おいしいとご機嫌だ!
まぶしい紅葉の中、古代から現代までの歴史を感じる散策だった!